生後0ヶ月の赤ちゃんの特徴!撮影する上でのポイント
待ちにまった赤ちゃんとの出会い、幸せの思いとは裏腹に
新生児のお世話が目まぐるしくスタートします。
親子ともに初めてのことばかりで、不安もいっぱい!
新生児の赤ちゃんは自分では何もできません。
そんな赤ちゃんへの接し方などで戸惑うことも多いと思います。
また出産は母体にとって交通事故と同じくらいのダメージがあります。
ニューボーンフォトは赤ちゃんがまだ小さい生後10日を目安に撮影します。
「こんなに生まれたてホヤホヤで撮影して大丈夫なの!?」と
不安に思う方もいらっしゃるかと思います。
撮影する上でフォトグラファーは新生児の知識が必要です。
新生児の赤ちゃんをケアする上でのポイントもあります。
これからご出産を控えるママや、これから撮影を検討しているご家族のために、
新生児の赤ちゃんの特徴と、それに伴った撮影での取り組みをご紹介します。
目次
- ○ 新生児の赤ちゃんの原始反射について
- ・撮影でのポイント
- ○ エンジェルスマイル・新生児微笑について
- ・どんな時に笑っているの? 撮影でのポイント
- ○ 新生児の赤ちゃんの睡眠時間について
- ・撮影でのポイント
- ○ まとめ
新生児の赤ちゃんの原始反射について
新生児から生後4・5ヶ月の間に赤ちゃんがする不思議な動きのことを「原始反射」と言います。
赤ちゃんの意思とは関係なく、刺激によって無意識に起こる反射的な反応です。
この「原始反射」は赤ちゃんが生き残るために備わっていて、赤ちゃんの成長を助けています。
新生児期の具体的な「原始反射」は、
赤ちゃんの手を握るとぎゅっと握り返してくれる動作や、
眠りながら、おっぱいを吸っているお口の動作だったりします。
撮影でのポイント
ニューボーンフォトのお写真では手は真っ直ぐ伸びていて、綺麗に揃っています。
(※撮影時のご機嫌や状況によりましては必ずしもというわけではありません。)
手に刺激が入るとぎゅっと縮める反射的な動作については、ゆっくり時間をかけておててを
まっすぐに馴染ませます。
また新生児にはデリケートな体の部位があります。
触れてしまうと、びくっと体が動いてしまいニューボーンフォトでのポージングが崩れてしまいます。ポージングによりましては反射を防ぐため、デリケートな部分は触らないようにします。
安心感を出すために赤ちゃんはお尻を優しくトントンと触ってあげます。
エンジェルスマイル・新生児微笑について
生まれたてほやほやの赤ちゃんは、目をつぶったままニコッと笑う瞬間があります。
このことを「天使の微笑」や「えな笑い」と呼ばれる新生児微笑です。
新生児微笑は、何か赤ちゃんにとって嬉しいことがあって笑うのでなく、
反射的に起こる生理的な現象です。なぜ赤ちゃんが無意識に笑っているのかは
専門家の意見が分かれ詳しくは判明されていません。
新生児微笑は、生後間もない小さな時期からスタートし生後2ヶ月ごろには
見られなくなります。生後2ヶ月から3ヶ月ごろからは、赤ちゃんが外からの刺激で
自発的に笑うようになってきます。
どんな時に笑っているの? 撮影でのポイント
(※撮影当日のお子様の状況やタイミングによって、必ずしも新生児微笑が撮影できるというわけではございません。)
新生児微笑は一瞬の出来事ですので、常にカメラを構えるように心がけが大切です。
また赤ちゃんのお顔の動作や仕草で笑顔が出てくることも多いので、
目を話すことが出来ません。
専門家の意見も別れるほど、「新生児微笑」にはまだまだ謎が多いですが、
赤ちゃんが笑いやすい瞬間はいくつかありますのでまとめてみました。
◯授乳直後のお腹一杯のとき
ミルクを飲んでお腹が満たされると新生児の赤ちゃんも幸せな気持ちになれるのか、
にこっと笑う瞬間が多いです。
◯赤ちゃんの眠りが浅いとき
レム睡眠の時、新生児の赤ちゃんが深い眠りにつく途中に微笑をすることがあります。
楽しい夢を見ているのかもしれないという専門家の意見もあります。
新生児の赤ちゃんの睡眠時間について
赤ちゃんの撮影で、生後1ヶ月以上は起きている写真なのにニューボーンフォトは
寝ている写真ですよね。新生児の睡眠時間はおおよそ15時間~20時間くらい。
一日のほとんどを寝て過ごすことになります。
生後間もない赤ちゃんは睡眠の時間がバラバラです。
基本的には昼夜関係なく眠りにつきます。お子様によって多少違いはありますが、
一回の睡眠時間は数時間です。赤ちゃんが起きるとオムツ替えやミルク・授乳が必要です。
新生児のお世話をしていると、昼間はぐっすり寝てくれるのに、
夜はなかなか寝てくれないということも多いと思います。赤ちゃんは眠りが浅く、
昼夜逆転してしまい夜の方が寝ないということが起きてしまいます。
撮影でのポイント
撮影中に赤ちゃんが眠くなってもらうためには、
ご家族での接し方が重要になってきます。
カメラマンが自宅に到着する前の1時間はなるべく赤ちゃんが起きているように、
工夫をしてもらいます。
赤ちゃんの睡眠のタイミングはバラバラなのですが、撮影前に一工夫することによって
長時間(お子様によって多少異なりますが)1時間から2時間ほどぐっすりになります。
深い睡眠の中ですと、体の反射も少なくポージングを出来やすいです。
また新生児はとても敏感なのでオムツが湿っていたり、お腹が空くと起きてしまいます。
赤ちゃんが起きてしまったり、泣いてしまったらすぐにケアするようにしています。
ポージングなど、大幅に撮影のシーンを変える際は状況を見ながら休憩を入れるように
しています。
まとめ
ニューボーンフォトが近年流行ってる今でも、
まだニューボーンフォトの実態を知らない方も多いと思います。
また新生児の赤ちゃんはデリケートということもあり、ご家族もより一層撮影をするべきなのか、
あきらめるべきなのか悩んでしまいます。
ニューボーンフォトは新生児への正しい知識とケアができれば、
安全に撮影することができます。また具体的にどうやってカメラマンが新生児のケアをしているのか、
事前に知ることも大切です。少しでも疑問や不安に思うことがあった場合は、
カメラマンに質問してみましょう。
私も安心で安全なニューボーンフォトをご提供したいので、
どうかお気軽に質問してくださいね。